カンボジア教育支援プロジェクト

カンボジア東南部、スバイリエン州。
アンクサット小学校では、去年1年生107人のうち、22人が
経済的な理由や学力不足で2年生に進級できず、学校を辞めていきました。
この子たちは一生字を読むことができない可能性が高くなり、
生涯貧困の鎖から抜け出すことが出来ません。
カンボジア教育支援プロジェクトでは、
特に中退率の高い小学校1年生を対象に算数教材を作り、
カンボジアの小学生の学習を応援します。
Q.どうしてカンボジアの小学1年生は2年生に進級出来ないの?
A.算数教材や先生の指導力が不足。
初めて数を習う1年生に「わかる授業」が行われていないからです。
1975年~1979年まで、カンボジアではポル・ポト派と呼ばれる
共産主義政権が国の主権を握っていました。
この政権は、たった四年間の間に、知識人を中心に数百万の国民を虐殺。
また文化全てを否定していたため、書物は焼かれ、
教育面においても、多くの教師が殺され、教科書も学校も焼かれるという悲惨な状態に陥りました。
年を経て都市部では改善されていますが、農村部はほとんど昔のままです。
アンクサット小学校の1年生の算数の授業をのぞいてみると、
教科書は学校から貸し出されます。
でも、数が足らず、全員分はありません。
ノートや鉛筆を持っていない子も半数以上いて、
先生はたし算を小さな石で教えていましたが、うしろの席からはほとんど見えません。
反復練習が必要な計算も、先生が一つか二つ、解き方を説明するだけで、
宿題もなく、あっさり終わっています。
しかも学年の終わりには、進級テストがあり、これに落ちれば
もう一度1年生をやり直すことになってしまいますが、
落第したほとんどの子はやめているのが現状です。
その数は毎年二割以上・・・。
Q.なぜ「算数」の支援をするの?
A.農村での貧困を改善するためには、算数教育の強化が有効だからです。
支援地スバイリエンは、ほとんどの人が農業で生計を立てている農村部です。
農村部の貧困を改善する方法は、スバイリエンの人々自身が
農業や経営の技術を得て農作物の生産量を上げることです。
それらの基盤として、算数の基本的な知識の修得は欠かせません。
また算数は、他の教科に比べて政治的・文化的に中立であり、
普遍性が高く言語に依存する度合いが少ないという特徴があるため、
日本の大学生が支援しやすい教科でもあります。
寄付にご協力ください
目標50万円!100人の寄付者を募集しています。
現在IVYyouthでは、プロジェクト実行のための資金50万円を集めています。
ご寄付は、一口5,000円とし、50万円集めることが目標です。
いただいたご寄付は、教材の印刷費や、現地スタッフの人件費、
現地教員の指導費などとして、大切に使わせていただきます。
一口以上のご寄付をいただいた方には・・・
- 完成した教材を一部お送りいたします。
- 教材の裏表紙に寄付者のお名前を掲載いたします。
ご協力をよろしくお願いいたします!








