07月26日: Party, rich. Goverment, poor!?

5月ぐらいから昼間に与党人民党のカラーのブルーのユニフォームを来た人たちが集まる政党の集会を村のあちこちで見かけるようになり、各家庭の玄関先には人民党の旗がはためくようになった。
この集会、参加者は米やらなにやらいろいろ支給されるそうで、IVYの活動とバッティングしてしまうと住民はそちらに行ってしまう。プロジェクト説明会に欠かせない村長も政党活動で忙しく、「選挙が終わってからにしてくれないか」と言ってくる始末。
国連の選挙監視団が来ているが、今回は暴動や暴力沙汰も少ないようでとりあえず大きな混乱はないよう。(ただし先週野党派の新聞記者が何者かに殺された。)1993年の選挙では野党の活動家が100人殺されたというから、カンボジアの選挙の歴史は思わしくない。
村の木には投票も終わっていないのに「○○さん、当選おめでとう」というポスターが貼られ、既に与党の圧勝は決まったようなもの。とにかくすごい選挙活動の力の入れようなのである。特にIVYの活動地の某村では前回与党への人民党への投票率が低かったとかで、かなり今回は力を入れているらしい。
しかしなんとなくしっくりこない。みな役人が汚職され、公務員の給料は低いのにお城のような家を建てているのを知っているはず。与党に不満はないのだろうか。プノンペンに住んでいる人たちは週末故郷に戻って投票するのだが、このタクシー代も政党のメンバーには政党が出すという。どういうことだ!? カンボジアは貧しいはずなのにどこからそんな資金があるんだ?
スタッフに問いただすと「Party, rich. Goverment, poor(政党にはお金があって、政府にはお金がない)」とのこと。なるほど、なかなか的を得た答え。
しかしこれではカンボジアの発展は見込めそうにない。
そして国民が目先の米や物品にまどわされて投票するのであれば、やはりこれも未来は明るいとは言えないだろう。
写真:スバイリエンの州都を出発する与党人民党の選挙ツアーの車。「若い参加者が多いね」とスタッフに言ったら「若い男女が出会いを目的に参加する」のだとか。

ivy さんのコメント