01月20日: 英語力と経済格差
先週赴任後初めての面接を行った。一ヶ月空席だった運転手のポスト。といっても私の役割は最後に一言二言候補者と英語で話してリスニングやスピーキングの力を見るぐらい。一応応募要綱には英語必須と書いてあるんだけど、一人は全く英語が話せなかった。履歴書はもちろん英語だし、英語の力も"mediun"(つまり中級)と書かれている。かわいそうに、この履歴書もお金を出して誰かに書いてもらったんだろう。自分の理解しない言葉で話しかけられて、ぎょっとして目を白黒している様子が痛々しかった。すいません、私がクメール語を話さないばかりに・・。
さて4人の面接が終わって、一緒の面接をした3人のスタッフとどんな点を考慮するべきか改めて協議した。勤務開始可能時期、運転技術、英語能力、希望する給料、態度--。スタッフと話していて彼らが英語能力にかなり重点を置いているのに少し驚いた。11人のスタッフの中で運転手が英語でコミュニケーションをとらないといけないのは私だけ。みんなにはあまり影響はないのでは?と思ったが、そのうちなんとなく分かってきた。外国のNGOの職員になるということは、日本で言えば外資系企業に勤めるようなもの。彼らにとって、運転手であってもそうでなくても英語能力とはキャリアに直結しているんだと。カンボジアの公務員が月給30ドル(もちろんこれで食べてはいけないらしい)、外国のNGOのカンボジア人職員が多い人だと300ドル以上。IVYでも英語の査定があってレベルによって最高月5ドルの手当てがつく。英語の能力があれば「勝ち組」、なければ「負け組」なのだ。食べていくのにも苦労する日本国内のNGOスタッフと違って現地のNGOスタッフは給料がいいのでその分優秀な人が集まるし、NGOスタッフとして誇りを持ち、キャリア意識も強い。全ての書類を英語で作らないといけない私にとってももちろん英語の得意なスタッフはたいへんありがたい。でもこれはあくまで外からやってきた私の個人的な事情。英語の話せない人たちが経済的にもキャリア形成の面でも置いていかれるのは、外国のNGOが大勢押し寄せていることの弊害の一つかもしれない。英語が得意でなかった候補者(もちろん結果は不採用、中には学校の英語の教師も!)のおどおどした様子が今も私の脳裏に焼きついている。
さて4人の面接が終わって、一緒の面接をした3人のスタッフとどんな点を考慮するべきか改めて協議した。勤務開始可能時期、運転技術、英語能力、希望する給料、態度--。スタッフと話していて彼らが英語能力にかなり重点を置いているのに少し驚いた。11人のスタッフの中で運転手が英語でコミュニケーションをとらないといけないのは私だけ。みんなにはあまり影響はないのでは?と思ったが、そのうちなんとなく分かってきた。外国のNGOの職員になるということは、日本で言えば外資系企業に勤めるようなもの。彼らにとって、運転手であってもそうでなくても英語能力とはキャリアに直結しているんだと。カンボジアの公務員が月給30ドル(もちろんこれで食べてはいけないらしい)、外国のNGOのカンボジア人職員が多い人だと300ドル以上。IVYでも英語の査定があってレベルによって最高月5ドルの手当てがつく。英語の能力があれば「勝ち組」、なければ「負け組」なのだ。食べていくのにも苦労する日本国内のNGOスタッフと違って現地のNGOスタッフは給料がいいのでその分優秀な人が集まるし、NGOスタッフとして誇りを持ち、キャリア意識も強い。全ての書類を英語で作らないといけない私にとってももちろん英語の得意なスタッフはたいへんありがたい。でもこれはあくまで外からやってきた私の個人的な事情。英語の話せない人たちが経済的にもキャリア形成の面でも置いていかれるのは、外国のNGOが大勢押し寄せていることの弊害の一つかもしれない。英語が得意でなかった候補者(もちろん結果は不採用、中には学校の英語の教師も!)のおどおどした様子が今も私の脳裏に焼きついている。

wow gold さんのコメント