null
現在のIVYのプロジェクトは米農家で庭でちょこちょこっと家庭菜園をしている奥さんたちに、もっと野菜づくりをがんばってもらって、グループを作ってまとめて売っていきましょう、というもの。
農家の人だから、市場で売るなんてへっちゃら、というのは大きな間違い。
先日グループで販売員になった人の初めての市場販売体験というのに付き添いました。
まず最初に市場に入れない。
もう既に常連となっているほかの販売員が新入りが来ると追い払おうとする。
なんと市場の責任者まで入れてくれないこともあるとか。
場所がとれず、仕方なく自転車にかごをのっけて立ったままで販売。
IVYが到着すると、NGOの事業だということでようやく常連さんもいじめ(?)をやめ市場の販売場所もなんとか確保。
女性組合のなかにもたまに天性(?)の販売員さんもいるようですが、たいていはお客と交渉するのは生まれて初めて。
市場のほかの仲買人さんとは違って、おとなしく、おつりを間違えたり、袋にうまく入れれなかったりとどうみても素人くさい。
でもお客が見るのはやっぱり野菜そのもの。
新鮮さ、見た目のよさ、そして女性組合の「自然農法」というロゴを見て少し高めの値段でも買っていく。
null
初めての販売体験後はそのふりかえり。
「初めてでたいへんだったけど、こういう経験ができてよかった」という組合員の顔は緊張が取れて、充実感にあふれている。
それはきっと私たちであれば、新しい職場に来たときの一日目のような感じ。
新しいことに挑戦するっていうのは何歳になってもドキドキするもので、そしてそのドキドキのあとは、達成感が訪れるもの。
今日は収益は一人1ドルにもならなかったけど、販売員の女性たちのなかにはがっくりきている雰囲気は全くなかった。
一人の女性は「市場にお店を持って、毎日販売したい」となかなか強気の発言。なんでもこれまで3回ほど市場に来て野菜を売ろうとしたが、3回とも販売させてもらえなかったとか。しかし女性組合のロゴを持っている限りは恐らくもう大丈夫。厳しい市場の世界のなかで、勝ち残っていって欲しいものです。