先月末09年度の総会を終え、今月から今年度の事業を本格的に始めています。8月に行なうスタディツアーの募集活動、先日仙台で開催した「ぐろーかるサミット」、来月はファシリテーター養成講座が控えています。

昨年の今頃と異なるのは、地球の文化祭のボランティア募集をしていないこと。今年は、文化祭を中止することに決めたからです。

山形の国際交流イベントとして、03年から毎年開催を続けてきた地球の文化祭。毎年100人以上のボランティアが参加し、県内だけでなく他県のNGOも参加、商店街なども巻き込んだ大きなお祭りになりました。どの県、どの町でもこうしたイベントは開催されていて、地域の国際化にとって重要な役割を担っています。

ただし他県では、公的な機関が中心となっているところが多く、1NGOが中心となってここまでの規模のイベントをやっているところは稀だと思います。

毎年経費も人手も多くを割いて開催を続けてきましたが(毎年赤字を計上)、大きな財政問題を抱える今のIVYにとって、文化祭は重荷になっていました。今年初めから理事会では何度も、文化祭の継続or中止についての議論を重ねてきましたが、総会を前に今年は中止という決断が下されました。

総会では、これに対し疑問の声や厳しい意見も多く出ましたが、とりあえず今年度は中止するが、次年度以降の再開は検討していくということで議決されました。



個人的には2年間文化祭を担当し、いろいろな思いがあります。

関わってくれる若いボランティアたちの士気は高いし、企画内容は毎年充実しているし、関係者からの評価も高い。一方で、毎年収支があわず赤字を出し続け、半年近く多くの人手が割かれることで、事務局として力をいれるべきファンドレイジングが疎かになっている…。

何を評価の基準にするかによりますが、シビアに財政面だけで考えると、コストに見合う利益が得られていないということになります。利潤第一の企業ではなく、IVYはNGOなので単純にお金だけで事業を評価するわけではないのですが、持続可能な形で事業を続けていくことは重要なことです。

まあとりあえず、今年は中止と決まりました。
会う人会う人に「えー残念」「ショック」と言われるたびに、複雑な気持ちになりますけどね。

(事務局 M.H)