乾季になると、スバイリエン州の農家の庭先でよく見かける、ナゾの黒い物体、これ、なあんだ?
 先日、明治小学校で6年生の子どもたちにたずねたら、「お菓子!」「クスリ!」(フムフム)、「武器!」「お祈りの道具」(エー!)とってもユニークな答え!!でもまだ当たりじゃないよ。
 正解は「牛のうんこ」。(子どもたちは大喜び!大熱狂!)

 じゃあ、何に使うもの?
 実はこれは「燃料棒」。主婦がかまどで煮炊きするときに薪の代わりに使います。1食分の調理にこの棒約10本。雨の日は特にマキが湿るから、このうんこ棒の方が火がつきやすくて便利なんだそうです。
 村には燃料にできる木がほとんどなくて、買うと高い。それで乾季にわざわざ手作りしてるのかなあ。でも、それは牛がたくさんいた昔の話のような気が。。。ただでさえ土のやせているスバイリエン州。牛フンは、できれば田や畑の肥料に使ってもらいたいけど、マキを買うにはお金がかかるし、でも牛フン燃やすと益々お米は取れなくなっってしまうし、、、木を植えたり、もっと熱効率のいいかまどを普及したり。アイビーの仕事はまだまだ山積みです。

 私も5年くらい前にお手伝いさせていただきました!「できたてほやほや」のうんこを素手で竹の棒にニギニギ。臭くないかって?草しか食べてませんからねー、カンボジアの牛は。青臭い、草の香りでした。
 みなさま、うんこ棒を笑うなかれ。最近入手した情報によると、北海道でも牛フンで作った固形燃料が商品開発されたとか。我が家のリビングが牛フンの香に満ちる日も近い!?                 (Ms.A)