
「自分たちの手で生活を向上させよう」「良い村にしよう」という意欲を住民が持つところから、IVYの活動は出発します。IVYの呼びかけをきっかけとし、村の有志の女性による互助グループ活動や、村の全女性を対象として女性組合活動が始まりました。
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森林・水資源に乏しい地域だからこそ、身近な資源を農業に有効利用することが大切だと、IVYは考えます。試験農場で各種の実験を行う一方で、村の人々とともに「自然環境に配慮し、次の世代に資源を残せる農業」の方法を探っています。
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IVYは、村の女性達が自らグループを作り、行動を起こしていくために、
こんな働きかけを行っています。
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住民説明会
IVYや山形、これまでのIVYのカンボジアでの活動を紹介します
全女性を対象としたワークショップの開催
ただ話し合うのではなく、小グループに分かれて、自分達の村の地図や年表、日課表、季節カレンダーなどを作成します。みんなで絵に描きながら、どういう共通 の問題があるのか、さまざまな角度から明らかにしていきます。こうして、自分たちの村や暮らしの現状について、自分たち自身で見つめ直してみます。
問題解決への[勇気・やる気]を養成
問題同士の関連性を調べて「因果関係図」をつくったり、最も深刻と思う問題に投票して優先順位をつけたり、理想の状態を10点としたら今は何点で、1点あげるためには何ができるかなど具体的なアイディアを出し合い、「やってみようかな」という気持ちを促していきます。
女性グループについての説明会
「グループをつくってみませんか。」「活動を始めてみませんか。」と女性達に呼びかけを行います。
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このようなアプローチの方法はPLA(住民主体による共同学習と開発手法)と呼ばれています。NGOが最初から道筋を与えてしまうのではなく、当事者である村の人たち自身が問題に気づき、解決に向けて効果的な行動を起こしていけるよう促す手法です。
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女性グループ結成

やりたいひと同士が集まって、10~20人のグループを作ります。
まずは小額のグループ貯金を始め、活動のための資金作りをします。
グループ集会

グループ名や、リーダー・サブリーダーの選出、グループの目的・活動ルールについて決めた後は、自分の家での野菜作りや家畜飼育などの情報を交換します。
リーダーシップトレーニング
リーダーの役割、話し合いの進めかたなど、回にわたってじっくりとリーダーシップの取り方を学びます。
貯蓄を元手とした鶏購入・飼育

半年以上貯めたグループ貯蓄に、IVYからも資金の上乗せをして、グループメンバー1人につき1羽の雌鶏を購入しました。雌鶏に卵を産ませて雛をかえし、若鶏になるまで育てて売れば現金収入になります。
グループ活動の実施

村ごとに、鶏銀行(組合で行う鶏飼育活動。組合員が女性組合から雌鶏を借り、その雌鶏から雛をかえして飼育・販売することで現金収入を得る。一方で組合員 から返却された元本・利子分の鶏を売却もしくは再度貸し出しすることで、組合も資金を得ることが出来る仕組み)や米銀行・手工芸品作り・最貧困家庭支援な どの活動を開始します。
生活基礎講座

体を健康に保つための基本的な栄養素について学んだ後は、その栄養を取るのに必要な野菜の作り方や家畜の育て方を学びます。字が読めないメンバーも理解できるように、絵やポスターを使って学びます。
他の女性グループを訪れるフィールドトリップ
他の村の女性グループを訪ねることを通じ、自分と同じような環境で生活を向上させるために活動をしている人々と知り合うことは、女性たちにとって励みとなります。
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女性組合リーダー
選挙の準備
村の有志が選挙委員会をつくり、選挙のルールや立候補の受付、投票日当日の運営を担当します。
全女性有権者投票による組合リーダーを選出
村の60-90%以上の成人女性が自分たちのリーダーを選ぶために投票しにやって来ます。
組合リーダートレーニング
女性グループよりも大きな組合を運営するためには、リーダーとしてより多くのスキルを身につけねばなりません。お金の管理など、責任もより大きくなります。
いよいよ女性組合活動の開催です
組合のシンボルマーク、規約案などが発表され、村の女性の意見も取り入れながら決定がされます。
組合員登録もスタート、いよいよ女性組合活動の開始です。
組合活動の実施

村 ごとに、鶏銀行(組合で行う鶏飼育活動。組合員が女性組合から雌鶏を借り、その雌鶏から雛をかえして飼育・販売することで現金収入を得る。一方で組合員 から返却された元本・利子分の鶏を売却もしくは再度貸し出しすることで、組合も資金を得ることが出来る仕組み)や米銀行・手工芸品作り・最貧困家庭支援などの活動を開始します。
コミュニティー開発ワークショップ
活動と並行して、村の人々を対象にした「協力」や「情報の共有」を考えるワークショップなども開催します。
改良かまどつくり・普及活動

森がだんだん少なくなって、調理に使う燃料探しが大変になってきたスバイリエン。燃料が少なくても効率よく料理が出来る、改良かまどの紹介が始まりました。女性たちが力をあわせてかまどを作ります。
他の女性組合とのネットワーキング
自分の村の女性組合の成果や問題点を、他の村の女性組合のメンバーと話し合います。
違う村の成功から学んだり、問題解決のヒントを得ることを狙います。
地域内外の農民組合とのネットワーキング
カンボジアでは、全国で徐々に農民組合が広がりつつあります。
他の地域や州でどんな農民組合が、どのような活動をしているのかを知ることで、
活動の広がりがうまれてくるかもしれません。
女性組合評価ワークショップ
リーダーが中心となり、自分たちで活動を振り返り、改善点を洗い出します。
こうして学んだことは、次の活動計画作りに役立てられるようになります。
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農業学習会説明会
農業学習会でどんなことを勉強したいのか、グループに分かれて話し合いをした後は、参加者が農業の分野(稲作、野菜作り、家畜飼育、養魚など)のランク付けをして、学習会で学ぶ内容を決めます。
学習会メンバーの選抜
女性組合リーダーとIVYの農業担当者で話し合い、農業学習会参加希望者の中から
やる気があるひとをメンバーとして選抜します。
農業学習会トレーニング

分野ごとにグループに分かれ、持続的農業について考えたり、種のとり方や家畜にやる餌のつくり方などを学びます。講義やディスカッションのほか、実際に有機肥料を作ったり、薬草を煮出したり、手や体を動かして学ぶ機会もあります。
農業学習会月例集会
トレーニング終了後、学習会メンバーは毎月集まって、
学んだ内容をどのように実践しているか、成果がでているか、問題があるか話し合います。
普及ボランティアの選出とトレーニング
農業学習会メンバーの中から、各グループ2人の普及ボランティアを話し合いで選びます。普及ボランティアは、ミーティングの準備・運営の仕方などを学ぶトレーニングに参加します。
コミュニティー開発ワークショップ
活動と並行して、村の人々を対象にした「協力」や「情報の共有」を考えるワークショップなども開催します。
普及ワークショップの開催
村の人々に、農業学習会トレーニングやその後の実践で学んだ成果を広める普及ワークショップを開催します。
フィールド視察会

他の地域の農家が、どのような方法で野菜や米を作ったり家畜を飼育しているか、視察に行きます。
試験農場
地域にあった有機農法を検討するために、試験農場を運営し、稲作・野菜作り・養魚・養鶏などを行ってデータを収集しています。試験農場で得た知見や経験を、農業学習会メンバーを通じて村の人々にも共有し、村人の農業実践に役立てることを目指しています。
詳しくはこちら
「持続可能な農業を通じた女性による農村開発プロジェクト」(2003.7~2006.6)
【事業計画書】 本文 zigyo_honbun.pdf (PDF:240KB)
プロジェクト・デザイン・マトリックス zigyo_pro_design.pdf (PDF:119KB)
活動の流れ nagare.pdf (PDF:91KB)
【プロジェクト中間評価報告書】 日本語版 : 第一部 ja_01.pdf (PDF:779KB)
: 第二部 ja_02.pdf(PDF:119KB)
英語版 : 第一部 en_01.pdf(PDF:963KB)
: 第二部 en_02.pdf(PDF:104KB)
【プロジェクト終了時評価報告書】 日本語版 : 第一部 ja_03.pdf (PDF:287KB)
: 第二部 ja_04.pdf(PDF:1.37MB)
英語版 : 第一部 en_03.pdf(PDF:1.58MB)
「農村女性の相互扶助組合設立支援プロジェクト」(1999.7~2003.6)
【年次報告書】 1999年度 n_1999.pdf(PDF:228KB)
2000年度 n_2000.pdf(PDF:334KB)
2001年度 n_2001.pdf(PDF:401KB)
2002年度 n_2002.pdf(PDF:341KB)







