トップ > カンボジア支援 > 現在のプロジェクト >

zyosei-ttop.jpg 

 

R2.gif

次世代に繋がる農業を

カンボジア スバイリエン州は森林・水資源に乏しい地域。
だからこそ身近な資源を農業に有効利用することが大切だと
IVYは考えます。

試験農場で各種の農業実験を行う一方で、
村の人々とともに
自然環境に配慮し、次の世代に資源を残せる農業
の方法を探っています。

 

農村の女性が
生き生きと生活するために

「自分たちの手で生活を向上させよう!」
「良い村にしよう!」
という意欲を住民が持つところから、IVYの活動は出発します。

IVYの呼びかけがきっかけになり、
村の有志女性による「互助グループ活動」や、
村の全女性を対象とした女性組合活動」を行っています。

R1.gif

 

 ⇒ 女性グループができるまで

 ⇒ 女性グループ活動

 ⇒ 女性組合活動

 ⇒ 農業学習会活動

 

 

 

zyoseigurupu.jpg

IVYは、村の女性達が自らグループを作り、
行動を起こしていくために、こんな働きかけを行っています。

 

1. 住民説明会

村の女性たちに向けて住民説明会を開き、
IVYや山形、これまでのIVYのカンボジアでの活動を紹介します。

 

2.  女性を対象としたワークショップの開催r1111.gif

ただ話し合うのではなく、
小グループに分かれて、自分達の村の地図や年表、
日課表、季節カレンダーなどを作成します。
みんなで絵に描きながら、どういう共通の問題があるのか、
さまざまな角度から明らかにしていきます。

こうして、自分たちの村や暮らしの現状について、
自分たち自身で見つめ直してみます。

 

3.  問題解決への [勇気・やる気] を養成

問題同士の関連性を調べて「因果関係図」をつくったり、
最も深刻と思う問題に投票して優先順位をつけたり、
理想の状態を10点としたら今は何点で1点上げるためには何ができるかなど
具体的なアイディアを出し合い、「やってみようかな」という気持ちを促していきます。

 

4.女性グループについての説明会・結成

女性グループの説明をし、「グループをつくってみませんか」
「活動を始めてみませんか」と女性達に呼びかけを行います。
活動したい女性が10~20人が集まり、グループ結成となります。

 

PLA
(Participatory Learning and Action)

このようなアプローチの方法はPLA(住民主体による共同学習と開発手法)と呼ばれています。
NGOが最初から道筋を与えてしまうのではなく、当事者である村の人たち自身が
問題に気づき、解決に向けて効果的な行動を起こしていけるよう促す手法です。
 

 

 

zyoseikatudou.jpg

red1.jpg

グループ貯金

グループでは、様々な活動のための資金づくりとして、
小額のグループ貯金を始めます。

 r1.gif
   
red2.jpg

グループ集会

グループに所属する女性たちが、グループ名の考案や、
リーダー・サブリーダーの選出、
グループの目的・活動ルールなどについて決めます。
そして、自分の家での野菜作りや
家畜飼育などの情報を交換します。

 

r2.gif

   
red3.jpg

リーダーシップトレーニング

リーダーの役割、話し合いの進めかたなど、
回にわたってじっくりとリーダーシップの取り方を学びます。

   
red4.jpg

鶏の購入・飼育

半年以上貯めたグループ貯金に、
IVYからも資金の上乗せをして、
グループメンバー1人につき1羽の雌鶏を購入します。
雌鶏に卵を産ませて雛をかえし、
若鶏になるまで育てて売れば現金収入になります。

 

r3.gif

   
red5.jpg

グループ活動の実施

村ごとに、鶏銀行* 、米銀行、手工芸品作り、
最貧困家庭支援などの活動を開始します。

* 組合で行う鶏飼育活動。組合員が女性組合から雌鶏を借り、その雌鶏から雛をかえして飼育・販売することで現金収入を得る。一方で組合員 から返却された元本・利子分の鶏を売却もしくは再度貸し出しすることで、組合も資金を得ることが出来る仕組み。

 

r5_group.gif

   
red6.jpg

生活基礎講座 

体を健康に保つための
基本的な栄養素について学んだり、
その栄養を取るのに必要な野菜の作り方や
家畜の育て方を学びます。
字が読めないメンバーも理解できるように、
絵やポスターを使って学びます。

 

   
red7.jpg

他の女性グループを訪れるフィールドトリップ

他の村の女性グループを訪ねることを通じ、自分と同じような環境で生活を向上させるために活動をしている人々と知り合うことは、女性たちにとって励みとなります。

 

 

kumiaikatudou.jpg

red1.jpg

女性組合リーダー選挙の準備

村の有志が選挙委員会をつくり、
選挙のルール設定や立候補の受付、
投票日当日の運営などを担当します。

 r2_ri-da.gif
      
red2.jpg

全女性有権者投票による
組合リーダーを選出

村の60-90%以上の成人女性が
自分たちのリーダーを選ぶために
投票しにやって来ます。

 red3.jpg

組合リーダートレーニング

女性グループよりも
大きな組合を運営するためには、
リーダーとしてより多くのスキルを
身につけねばなりません。
お金の管理など、責任もより大きくなります。

 
      
red4.jpg

いよいよ女性組合活動の開始です

組合のシンボルマーク、規約案などが発表され、
村の女性の意見も取り入れながら決定がされます。
組合員登録もスタート、いよいよ女性組合活動の開始です。

      
red5.jpg

組合活動の実施

村ごとに、鶏銀行や米銀行・手工芸品作り・最貧困家庭支援な どの活動を開始します。

 

r1r1.gif

   
red6.jpg

コミュニティー開発ワークショップ

活動と並行して、村の人々を対象にした
「協力」や「情報の共有」を考える
ワークショップなども開催します。

 
      
red7.jpg

改良かまどつくり・普及活動

森がだんだん少なくなって、
調理に使う燃料探しが大変になってきたスバイリエン。
燃料が少なくても効率よく料理が出来る、
改良かまどの紹介が始まりました。
女性たちが力をあわせてかまどを作ります。

  

r13.gif

 
      
red8.jpg

他の女性組合との
ネットワーキング

自分の村の女性組合の成果や問題点を、
他の村の女性組合のメンバーと話し合います。
違う村の成功から学んだり、
問題解決のヒントを得ることを狙います。

 9.jpg

他の女性組合との
ネットワーキング

自分の村の女性組合の成果や問題点を、
他の村の女性組合のメンバーと話し合います。
違う村の成功から学んだり、
問題解決のヒントを得ることを狙います。

     
red10.jpg女性組合評価ワークショップ

リーダーが中心となり、自分たちで活動を振り返り、改善点を洗い出します。
こうして学んだことは、次の活動計画作りに役立てられるようになります。

 

 

gakusyuukai.jpgnougyousiken.jpg

 

red1.jpg農業学習会説明会

農業学習会でどんなことを勉強したいのか、グループに分かれて話し合いをし、参加者が農業の分野(稲作、野菜作り、家畜飼育、養魚など)のランク付けをして、学習会で学ぶ内容を決めます。

 

red2.jpg

学習会メンバーの選抜

女性組合リーダーとIVYの農業担当者で話し合い、農業学習会参加希望者の中からやる気があるひとをメンバーとして選抜します。

     
red3.jpg農業学習会トレーニング 

分野ごとにグループに分かれ、持続的農業について考えたり、種のとり方や家畜にやる餌のつくり方などを学びます。講義やディスカッションのほか、実際に有機肥料を作ったり、薬草を煮出したり、手や体を動かして学ぶ機会もあります。

 r2_nou.gif
     
red4.jpg農業学習会月例集会

トレーニング終了後、学習会メンバーは毎月集まって、学んだ内容をどのように実践しているか、成果がでているか、問題があるか話し合います。

 red5.jpg普及ボランティアの選出と
トレーニング

農業学習会メンバーの中から、各グループ2人の普及ボランティアを話し合いで選びます。普及ボランティアは、ミーティングの準備・運営の仕方などを学ぶトレーニングに参加します。

     

red6.jpg

コミュニティー開発ワークショップ

活動と並行して、村の人々を対象にした「協力」や「情報の共有」を考えるワークショップなども開催します。

 red7.jpg

普及ワークショップの開催

村の人々に、農業学習会トレーニングや、その後の実践で学んだ成果を広める普及ワークショップを開催します。

     

r4_fild.gif
 red8.jpgフィールド視察会 

他の地域の農家が、どのような方法で野菜や米を作ったり家畜を飼育しているか、視察に行きます。

     
9.jpg試験農場 

地域にあった有機農法を検討するために、試験農場を運営し、稲作・野菜作り・養魚・養鶏などを行ってデータを収集しています。試験農場で得た知見や経験を、農業学習会メンバーを通じて村の人々にも共有し、村人の農業実践に役立てることを目指しています。

  r1_siken.gif