カオイダン難民キャンプ
1970年3月に始まったカンボジアの内戦。生命が脅かされ、国による保護を受けることができない人々が、地雷などの危険をおかして、陸続きのタイやベトナムに逃げ込みました。1979年11月から1993年3月まで、タイとカンボジアの国境沿いにも、約33万人のカンボジア難民を収容した難民キャンプがありました。そのうちの一つ、1979年11月、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とタイ政府によって、第三国へ定住を希望する難民の一時滞在施設として開設されたのが、「カオイダン難民キャンプ」です。
1991年のスタディ・ツアー
このカオイダン難民キャンプを、のちにJVC山形(IVYの前進)を結成することになったメンバー10人がスタディツアーで訪れたのは、1991年8月のことです。
「生まれてずっとインドシナ戦争、ベトナム戦争、そしてカンボジア内戦と、
常にインドシナ半島は戦争が尽きることがありませんでした。
何が起こっているのか、新聞やテレビだけではさっぱりわからない。
実際に自分の目で見るのが一番ということで、勇気を出して出かけて行きました」
(武田節子 JVC山形・初代代表)
飛行機で7時間足らずで行ける同じアジアで、歴史に翻弄され、過酷な状況に置かれた人たちがいる。その人たちのために何かできることはないだろうか。それぞれの思いを胸に帰国した10人は、4か月後の1991年12月8日、今のIVYの前進JVC山形(日本国際ボランティアセンター山形)を結成します。
行動を起こすきっかけを与えてくれたカンボジアは、IVY活動の原点となっています。
1991年 創立メンバー、カオイダン難民キャンプを訪問
1993年 プノンペン市立第4社会福祉センター 運営支援プロジェクト(~96年)
1994年 カンボジアと日本の子どもたちの交流事業開始(実施中)
1995年 コー島・元ホームレス母子家族の再定住地での自立支援プロジェクト(~02年)
1998年 カンボジア 生命の井戸プロジェクト開始(実施中)
1999年 スバイリエン州女性組合設立支援プロジェクト(~03年)
2000年 スバイリエン州洪水による家畜栄養強化食緊急支援
2001年 スバイリエン州干ばつによる米の緊急援助
スバイリエン州草の根獣医と家畜飼育普及ボランティアの養成プロジェクト(~03年)
2002年 スバイリエン州植樹プログラム
2003年 スバイリエン州持続可能な農業を通じた女性による農村開発プロジェクト(~06年6月)
2006年 スバイリエン州有機野菜普及プロジェクト(~12月)
2007年 スバイリエン州野菜の共同生産・共同出荷を通じた女性による農村振興プロジェクト(実施中)
2009年 スバイリエン州乾季の水田を利用した野菜栽培用灌漑整備プロジェクト(実施中)








